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私がスポーツが苦手な訳

私はスポーツ全般が苦手です。そしてあまり好きではありません。身体を動かすのが嫌いという訳ではありませんが、スポーツにはそうした気持ちを抱いています。それには理由があります。小学校四年生のときの学校での経験がそれです。
 私の通っていた小学校では四年生から部活動に入部できる仕組みになっていました。私は活発な方でしたので何か運動部に入りたいと考え、結局バスケットボール部に入ることにしました。当時高校生だった私の従兄が高校でバスケットボールをしていて、それに憧れてのことでした。
 空地や公園を走り回って遊んでいた私にとっても部活動の練習はなかなかハードなものでした。教師の指示通りの動作を行うことは私の想像以上に疲労と忍耐を伴うものだったと思います。
 そして季節は熱い夏を迎え、換気の悪い体育館での練習はもっとも厳しい季節を迎えました。そんなある日、練習中に教師が部員全員を集合させました。そして「水を飲みたいか」と全員に尋ねました。しかし、誰もがのどを乾かせているに違いないのに、誰も返事をしません。私はそれを訝しがりながらも素直に「はい」と答えました。すると、いきなり「おまえは首だ!」と怒鳴られて帰宅するように命じられたのです。私は皆目発言の意味が分かりませんでしたが、ぐずぐずしていると教師がますます声を荒げるのでやむなく命令に従いました。
 私は子どもながらに納得がいかず、大変悔しい思いがしましたが、翌日その教師のもとにおもむき部活動を続けさせてもらえるように願いました。ところが、その教師は私の話を聞こうとせず、また自分の行為に説明を加えるでもなく、けんもほろろに私を職員室から追い出しました。そして、私は結局そのまま退部させられ、私のスポーツ嫌いが始まったのです。
 私はいまでもその教師の行動が理解できません。百歩譲って私の態度に何か良くない点があったとしても、それならばそれについて言及して指導するという方法がより適切だったのではないかと思います。後日の話になりますが、私が中学校に入り、意外にも学業に適性があって好成績を収めるようになっていたとき、中学校にその小学校教師がなんらかの用事で来ていたのにすれ違いました。私は一応挨拶をしたのですが、その教師は私に聞こえるように私を侮辱するような言葉を発していきました。
 私が思うにその教師は私に何かしらの感情的な嫌悪感を持っていたのでしょう。その件から私は運動を得意とする教師を嫌いになるようになりました。そしてスポーツも拒否するようになったのです。

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